豪雪地に住む大工が手づくりする木製シンキングミノウ
木材のことをよく知る大工が、ひとつひとつ手づくりする。
軽くてアクション性に優れたバルサ材を丁寧に整形し、ウエイトのタングステンを内蔵。
大工用のコンプレッサを用いて、手塗りするペイントは、長年の釣果が教えてくれたこだわりのカラー。
このミノーにたどり着くまで、何百個のサンプルが生まれたことだろう。
毎日のように沢へ出かけ、自然に溶け込み、魚と対峙することで、渓が教えてくれた情報をミノーに落とし込んだ自信作である。
ABOUT
自宅から魚野川本流までは車で5分。
支流の登川までは2分。
このミノーが生まれた旧塩沢町上田地区は、渓流魚の楽園だ。
小学1年生から竿を振り、春夏秋の日課はイワナやヤマメと戯れること。
エサ釣りからはじまり、テンカラ釣り、既製品ミノーを経て、自作ミノーに行き着いた。
木材をシェイプし、ここぞというポイントにウエイトを置き、アピールカラーをペインティング。
そのひとつひとつの作業から、魚との駆け引きがはじまっている。
作業場に居ながらにして、深く自然とつながっている感覚がたまらなく好きだ。机上の成果に、自然は、イワナは、素直に答えてくれる。
巻機工房のハンドメイドミノーは、自然からの声をカタチにしていく作業なのだ。
クラフトマンであり、生粋の釣りバカ(自称)のつくるハンドメイドミノーには、終わりがない(らしい)。
より良い魚たちとの出会いを求めて、マイナーチェンジを繰り返しながら現在進行形で進化している。
言い方を変えれば、すべてが1点もの。
ハンドメイドゆえの変化を楽しめる釣り人との時間を共有し、自らも環境や時代に合わせて柔軟に進化していきたいと願っている。
イワナが冬眠し、渓が雪に覆われると、山から流れる水のごとくスノーボーダーになる。「水を遡る」ことから「雪を滑り降りる」ことへ。
季節のリズムに合わせて、遊び方を変えて、山河と向き合う。
ABOUT
自宅から魚野川本流までは車で5分。
支流の登川までは2分。
このミノーが生まれた旧塩沢町上田地区は、渓流魚の楽園だ。
小学1年生から竿を振り、春夏秋の日課はイワナやヤマメと戯れること。
エサ釣りからはじまり、テンカラ釣り、既製品ミノーを経て、自作ミノーに行き着いた。
木材をシェイプし、ここぞというポイントにウエイトを置き、アピールカラーをペインティング。
そのひとつひとつの作業から、魚との駆け引きがはじまっている。
作業場に居ながらにして、深く自然とつながっている感覚がたまらなく好きだ。机上の成果に、自然は、イワナは、素直に答えてくれる。
巻機工房のハンドメイドミノーは、自然からの声をカタチにしていく作業なのだ。
クラフトマンであり、生粋の釣りバカ(自称)のつくるハンドメイドミノーには、終わりがない(らしい)。
より良い魚たちとの出会いを求めて、マイナーチェンジを繰り返しながら現在進行形で進化している。
言い方を変えれば、すべてが1点もの。
ハンドメイドゆえの変化を楽しめる釣り人との時間を共有し、自らも環境や時代に合わせて柔軟に進化していきたいと願っている。
イワナが冬眠し、渓が雪に覆われると、山から流れる水のごとくスノーボーダーになる。「水を遡る」ことから「雪を滑り降りる」ことへ。
季節のリズムに合わせて、遊び方を変えて、山河と向き合う。
PRODUCT
自分で使うため在庫薄・・・ごめんなさい
ありきたりな市販品で得られる釣果に満足できず、ある日自分でつくりはじめたら、釣れる、釣れる。
本体には軽くて加工しやすい上質なバルサ材を使用。ウエイトは比重が大きく、万が一ロストした際、環境負荷が少ないタングステンを用いている。その位置はトライ&エラーを重ねて、渓から得られた絶妙なポイントに。リップの型紙と取り付け角度、フックの位置もバランスをみてセットした。いずれも前後左右1㎜でも振れたら、アクションに影響を与える厳密な作業。
光を反射して魚を挑発するカラーにも長年培ってきたこだわりがある。
こうして生まれたハンドメイドミノーは、インジェクションミノーに比べ、小さな入力にもレスポンスがよく、アップストリームでのトゥイッチをかける釣りはもちろん、ドリフトなどの流す釣りでも揺れるような絶妙な動きで渓魚を誘い出す。
武丸
Spec / 50S、50HS、60S、60HS
Color / YAMAME、YAMAME OB、KAJIKA、KAJIKA OB、CHART、KAMADOUMA
Price ¥3,900+TAX
PROFILE
大工で釣り師でスノーボーダー
石坂 亮(いしざか・りょう)
新潟県南魚沼市にそびえる百名山・巻機山の麓に生まれ育つ。
もの心つく頃から釣りとスノーボードをはじめ、山河に遊ぶ。
夏は大工として現場に立つ傍ら、ミノービルダーとして渓に詰める。
冬は、フードトラック「FARMMER’S CAFÉ」で妻とともに自家製米粉クレープをつくり、スノーボーダーとして豪雪地に聳える雪壁と向き合う。
妻はかぐら南蛮味噌の製造者である石坂敦子。